浙江杭州良渚遺跡でダムと遺跡群の中後期構造が新たに発見された。(国家文物局より写真を提供)
良渚遺跡から出土した冠状器、龍首ブレスレット。
29日、国家文物局が「考古中国」重大項目重要進捗会議を開催し、杭州良渚古城及び水利システム遺跡などの4件の最新な考古進捗を披露した。
良渚古城及び水利システム遺跡における新たな発見は、良渚遺跡群が山の前の地貌を利用して散在式集落の建設から、水利システム・莫角山・反山の計画・建設、城壁付き良渚古城の構築までという3つの発展段階を経過することが初歩的に明らかになった。また、良渚人の集落管理及び都市運営・建設理念、信仰システムが成熟し続ける発展プロセスを反映し、良渚文化の中華文明の発祥プロセスにおける重要な意義を表した。