夏の旅行シーズンにあたり、舟山に通じる跨海大橋には交通渋滞が多発し、多くの杭州市民に待ちに待った甬舟鉄道が急いで建設されている最中である。
甬舟鉄道は、寧波東駅を起点とし、舟山定海に至り、設計時速が250キロ、7駅が置かれている。同鉄道は、世界で幅の一番広い跨海大橋である西堠門公鉄大橋、と世界最長の海底高鉄トンネルである金塘海底トンネルを経過し、2028年に竣工、開通される見込みである。
開通後、高鉄で寧波から舟山に行くと、わずか26分間掛り、自動車に比べ約1時間が節約される。杭州から舟山は約1時間余り、自動車に比べ2時間半が節約される見込みである。