浙江省のある銀行職員の紹介によると、浙江省内では既にデジタル人民元で給料を支給するようになった。実は、これはデジタル人民元応用の浙江省におけるもう一つの革新的な措置である。
2022年3月に、浙江省のアジア競技大会を開催する6都市(杭州、寧波、温州、湖州、紹興、金華)が新たなデジタル人民元応用のモデル都市となった。
それ以来1年が経ち、デジタル人民元は経済発展の牽引において著しい成果を収め、その核心的な指標は全国のモデル地域で前列を歩んでいる。
杭州を例にすれば、デジタル人民元の応用シーンは税務サービス、交通利用、文化旅行消費などの民生に関連する各分野をカバーしており、市民はそれを使って地下鉄に乗ったり、商品を買ったり、食事をしたり、フィットネスをしたり、診察を受けたりすることができる。これらの応用シーンにおいて、デジタル人民元は便利だけでなく、割引もあるため、その利用に更に刺激を与えた。
このほか、今年の杭州アジア競技大会もデジタル人民元の重要な展示窓口になる。その際、津々浦々から訪れる友達は杭州デジタル経済の強さと利便性を共に見守ってくれる。