国内外乗客、杭州に親指を立て
日本語版   2023-02-09 14:19   

外国人乗客が感激して莫さんと記念写真を撮った。写真/杭州レンタルカーグループより提供

2日間連続で、街頭で発生した2件の心温まる出来事が、杭州という都市の思いやりを示した。

2月5日早朝、ある杭州武林ナイトマーケットから紹興世茂クラウンホリディ・インに行く外国人乗客がうっかりと携帯をタクシーに落としたため、焦ってたまらなかった。杭州運転手の莫さんは、同外国人が外出する際に面倒に巻き込まれると心配し、自主的に1時間以上を運転して携帯を紹興世茂クラウンホリディ・インまで送り、落とし主に返還した。莫さんを見た瞬間、落とし主のAnton Medvedさんは嬉しい至りであった。莫さんの熱心な援助により、彼に杭州という国際化都市の温もりを感じさせた。彼は杭州のタクシー運転手に親指を立てた。

「失われた現金さえ見つけられるなんて、運転手の素質が高い」と杭州で勤務している楊さん(女性)からも電話が掛ってきて、杭州のタクシー運転手の金を拾っても隠匿しないという精神を褒めた。2月6日に、楊さんはうっかりしてカバンをタクシーに忘れた。その中には、まるまる2万元の現金、及び携帯、車のカギ、イヤホン、化粧品などが入っていた。落とし主の受領の便宜を図り、運転手の馬さんは10キロを運転してそのカバンを自分の勤める会社に送った。最終的に、楊さんは紛失されたものを順調に取り戻した。彼女は馬さんに感謝の意を表した際に、馬さんは「これは私のやるべきことだ」と温厚に笑って語った。

著者:葉麗姣  編集:葉麗姣
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