中華秋沙鴨が西湖に初登場
中華秋沙鴨
このほど、1羽の髪型がクールで頭の黒い鴨が西湖の水面を行き来する船の間で遊びまわっていた。その冠と羽根がはっきりしており、黒髪と赤い唇や足が人目を引く。西湖水域管理処の鳥類博士の鑑定によると、それは「生きた水中の化石」と呼ばれる中華秋沙鴨であり、名前に「中華」が入っているため、「国鴨」と呼ばれている。
中華秋沙鴨は、第三紀氷川末期に残された古い物種で、今から既に1000万年の歴史がある。その数が極少なく、世界的な絶滅危惧物種である。生存環境、特に水質に対する要求が高いため、昔から「生態環境の風見鶏」や「水域生態環境の生態試験紙」とも呼ばれている。
今回、中華秋沙鴨が西湖に初登場することは、西湖の優れた水環境、その生態環境が持続的に改善されていることを意味している。