「茶文化」特別列車
車内に展示される浙江省入選の無形文化遺産6項目
11月29日、「中国伝統製茶技芸及び関連習俗」が世界無形文化遺産リストに登録されたことにつれ、豊富多彩な茶文化が世界の注目を浴びるようになった。このほど、杭州地下鉄は「茶文化」特別列車を設け、12月11日から杭州地下鉄1号線で走行する予定である。
同列車は6両編成で、各号車はそれぞれ文字と写真で浙江省の入選された6件の無形文化遺産項目を展示した。即ち、緑茶の製作技芸(西湖龍井)、緑茶の製作技芸(婺州挙岩)、緑茶の製作技芸(紫笋茶の製作技芸)、緑茶の製作技芸(安吉白茶の製作技芸)、縁日(赶茶場)、径山茶宴である。現場に展示される内容のほかに、市民は地下鉄に掲示される二次コードをスキャンして、オンライン・プラットフォームからより多くの茶文化知識を把握することができる。
同列車を設置する目的として、一方、茶文化の世界無形文化遺産リスト登録のお祝いであるが、もう一方、多くの市民に浙江省の茶文化を理解させることにより、伝統的な製茶技芸を伝承していただきたいということである。