杭州、歴史文化名城に初立法
日本語版   2022-08-30 13:40   

杭州には、西湖文化景観、中国大運河(杭州部分)、良渚古城遺跡という三つの世界遺産があり、第一陣の国家級の歴史文化名城である。都市の歴史文化遺産を伝承、保護することは、各世代の杭州人の使命である。昨日、杭州市第14回人民代表大会常務委員会第4回会議において、『杭州市歴史文化名城保護条例(草案)』が初審議された。これも、杭州は初めて「城」を単位に歴史文化保護のために立法したのである。

『条例(草案)』は、主に歴史文化名城の保護、文化伝承及び現代社会の調和的発展、活用など面をめぐって展開し、「何を保護するか」、「誰が保護するか」、「どのように保護するか」など面につき規定した。その内、歴史文化名城の保護対象には、杭州の歴史市街地区の伝統的な構造と歴史風貌や伝統的な風貌建築などが含まれ、市政府など各級部門の具体的な保護職責が明確化された上に、保護名簿の設立や企画など実施方案が規定された。

保護のほかに、歴史的建築、伝統的な風貌建築の活用についても詳しく規定された。その上、市場体制を導入するように、社会資本による保護と利用の参入を奨励する。

著者:記者 鄭莉娜  編集:葉麗姣
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